ご出演の皆さまを紹介するシリーズ。
本日は、ボレロにご出演の田中朝子さん。
インタビューをお届けします♪
−Architanz2020への思いをお聞かせください。
アーキタンツに初めて伺ったのは最近の事で、それまでは、都内にこんなに大きなオープンスタジオがあるなんて知りませんでした。
スタジオの中でレッスンしているバレリーナや、指導している海外講師の方を見て、あんなに手足の長い人間がいるのか…と、その美しさに圧倒され、とても緊張したのを覚えています。
それまで、大きなオーディションを受けたことがあまり無かったので、今回の合格は本当に嬉しかったですし、あの素敵なスタジオでクリエイション・リハーサルができ、かつ、レッスンも受けられると思うと、本当に幸せで、今からとってもワクワクしています。
−オーディションを突破してのボレロ出演、ということですが、意気込みは?
ボレロは、「始まりから終わりまで休みなく、エネルギーが上昇し続ける音楽」というイメージがあります。身体的にも、精神的にも相当なエネルギーのいるんだろうなと覚悟しています。また、一人では描き切るのは難しい音楽だとも思っているので、素敵なダンサーの皆さんと良いチームワークで作品に向かっていけたら良いなと思っています。
今までご一緒したことのない方々との共演も、とても楽しみです。
また、同じ年の夏、一度だけ、森優貴さんのWSを受けたことがあります。その時にしっかりしたクラシックバレエという土台の上に、自由な表現がのっている優貴さんの踊りに魅了されました。説得力がある踊りとはこういうことを言うのかな、と興味深く思ったことを覚えています。あの優貴さんが創るボレロですから、自分には難しいことも多く、挑戦的な体験になると思うのですが、兎に角、楽しみながら、全力でぶつかっていきたいと思います。
−普段はどのような活動をされていますか?
2019年よりCo.山田うん、というカンパニーに参加しております。
うんカンパニーではそれぞれのダンサーが独立して活動しながら、公演が決まると、メンバーが集まり、それぞれに培ってきた力を終結させ、作品を創作しています。
昨年は「プレリュード」という作品に出演させていただきましたが、非常に瞬発力を要する、スピード感のあるクリエーション・リハーサルでした。
カンパニーに参加し、学んだことをまた、自身の活動の糧としています。最近では初めて自主公演を行い、1時間の公演を、ゼロから創作しました。
この一年で、ダンスの多様性・可能性をものをすごく感じましたし、その多様になってきたダンスを扱っていく目的、意味みたいなものを自分なりにとても考えました。
まだ明確な答えは出ておりませんが、カンパニーと自身の活動を通して、模索しながら、これからも頑張って活動していきたいと思っています。
−予定されている舞台などありますか。
今秋、東京芸術劇場にて行われるCo.山田うん新作に出演予定です。
昨年の新作「プレリュード」に引き続き、今年は東京芸術劇場にて、新作が発表されます。クリエーションはこれからですが、必ず見ごたえのある作品になると思います。
カンパニーHP、公式instagram・Facebookもございますので、是非、フォロー、チェックしてみてください。よろしくお願いいたします。
田中さん、ありがとうございました!
コロナウィルス感染症の影響で、出演ダンサーたちの熱い思いも苦しめられています。
1日も早く収束に向かい、たくさんの舞台、そしてArchitanz2020が無事に安全に開催され、多くの人々の心を癒しますように。。。
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