ボレロ | ARCHITANTZ 20th Anniversary Performance

アーキタンツ 2020

ボレロ新作: Boléro

振付：森優貴　Yuki Mori
音楽：モーリス・ラヴェル Maurice Ravel　『ボレロ』Boléro 　　ジョン・アダムズ John Adams　『ザ・チェアマン・ダンス』The Chairman Dances
出演：中川賢
赤井彩香、荒俣夏美、生田万莉絵、岩城美桜、大森弥子、貝ヶ石奈美、梶田留以、加藤美羽、ケイティ・シェーマン、篠子琴里、杉本真耶、鈴木夢生、駿川知世、高橋梨花子、竹内春美、田中朝子、内藤治水、新名かれん、樋浦瞳、藤村港平、堀川千夏、南帆乃佳、山下菜奈、山本麻未、湯淺愛美、吉﨑裕哉
アシスタント：竹内春美

(上演時間：35分)

日本人初となる欧州の公立劇場芸術監督として、ドイツ・レーゲンスブルク歌劇場ダンスカンパニーに2012年就任し、2016年秋にはドイツの権威ある舞台芸術賞der Faust（ファウスト賞）の振付家部門にノミネートされた振付家、森優貴。2018/19年のシーズンを最後に、日本へ完全帰国をいたしました。
その森優貴が、2020年、アーキタンツ20周年記念公演に相応しく、独特の世界観で創り上げる21世紀の新たなボレロ。詩的に、ノスタルジックに、シュールに、そしてダイナミックに。誰もが知るラヴェルのボレロに加えアメリカの作曲家ジョン・アダムズの楽曲も加わった、祝祭感あふれる新作です。

Yuki Mori is the first Japanese person to become Artistic Director in a European dance company. He was appointed to the Regensburg Opera House Dance Company in 2012, and was nominated in 2016 for the prestigious German Artistic Prize “Deustcher Theaterpreis Der Faust.”
Yuki Mori's new interpretation “a Bolero for the 21st century,” with additional music by American composer John Adams will be poetic, nostalgic, surreal and dynamic piece created especially for the Architanz 20th-anniversary performance.

振付
Choreography

森優貴｜ Yuki Mori: ハンブルクバレエスクール留学後、98-01年ニュルンベルグバレエ団、01-12年トス・タンツカンパニーに在籍、芸術監督のシュテファン・トスの数多くの新作品で主役を務める他イリ・キリアン、ウィリアム・フォーサイス、等多数の著名振付家作品を踊る。12年レーゲンスブルグ劇場ダンスカンパニーの芸術監督に就任。日本人初の欧州での芸術監督就任となる。次々に新作を発表し「緻密で繊細な演出と構成力を強みとし音楽性豊かにダンス作品を生み出す今最も注目するべきダンスカンパニー」と評価され、16年ドイツ舞台芸術界の栄誉ある賞・ファウスト賞の振付家部門にノミネート。19年8月芸術監督退任。平成19年度文化庁芸術祭新人賞、「週刊オン★ステージ新聞」新人ベスト１振付家、平成24年度兵庫県芸術奨励賞、平成29年度神戸市文化奨励賞を受賞。

出演者 / Dancer

中川賢 Satoshi Nakagawa: 6歳から現代舞踊を和田朝子に師事。関東国際高校演劇科卒業。日本大学芸術学部演劇学科洋舞コース卒業。2003年～2009年まで、現代舞踊公演『火の鳥』主演のほか、平山素子、川野眞子ほか様々な振付家の作品を踊る。『回転木馬』カーニバルボーイ役や『イーストウイックの魔女たち』マイケル役などミュージカルにも出演。09年から、金森穣率いる日本初の公立劇場専属舞踊団新潟市りゅーとぴあ「Noism1」にて活動。『中国の不思議な役人』中国の不思議な役人役、『カルメン』ホセ役など主要な役を踊る。18年『ROMEO & JULIETS』ティボルト役で退団した。

赤井彩香: 2歳よりクラシックバレエを始める。13年にパリにてコンテンポラリーダンスをブルース・テイラーに師事。同時にスタンロババレエ入学。17年よりフリーランスのダンサーへ転身。NYジョフリーバレエスクール、ペリダンスセンターへ奨学金にて留学。国内では島地保武、堀田千晶などの振付作品に出演。

荒俣夏美: 大学在学中にコンテンポラリーダンスと出会い、二見一幸に師事。二見一幸、瀬山亜津咲＆ファビアン・プリオヴィル、森弘一郎、井田亜彩実等の作品に出演。また、映像・CMやライヴダンサー、作品創作など、幅広く活動中。横浜ダンスコレクション2019コンペティションⅡファイナリスト。

生田万莉絵: 幼少期からモダンダンスを学び、神戸女学院大学にてマーサ・グラハムテクニック、クラシックバレエ、コンテンポラリーダンスを学ぶ。19年神戸女学院大学音楽学部音楽学科舞踊専攻卒業。その後同専攻にて研修生修了。

岩城美桜: 現代舞踊、クラシックバレエ、コンテンポラリーダンスを柳沢鹿の子に師事。第17回オールジャパンバレエユニオンコンクールコンテンポラリー部門第2位。第74回全国舞踊コンクール群舞ジュニア部門第3位。17年8月より2年間Noism2に所属。19年9月、児玉北斗振付｢ねむれないよるのうた｣出演。

大森弥子: 95年生まれ。北海道出身。幼少期よりクラシックバレエを習い、20歳の時にコンテンポラリーダンスに出会い踊り始める。これまでに平原慎太郎，青木尚哉，モノクロームサーカス、山田うん，山田せつ子等の作品に参加。現在は札幌のTakako Classical Balletに所属し、札幌を拠点に活動する。

貝ヶ石奈美: 09年ルードラベジャール卒業後、ベジャールバレエ団にて研修。13年渡米、様々なアーティストと共演する傍ら、自作も発表。18年、5人のダンサーとともにNorocを結成、処女作「零れ落ちる粒界」が横浜ダンスコレクション2019コンペティションⅠファイナリストに選出。東京を拠点に、ダンサー、振付家として舞台やメディアで活躍。

梶田留以: 福島県出身。バレエを安部仁子に師事。大阪芸術大学舞台芸術学科舞踊コースに入学し、バレエを堀内充、望月則彦に、モダンダンスを加藤きよ子に師事。11年より新潟市民芸術文化会館専属舞踊団Noism2に所属し、14年よりNoism1に所属。東京に拠点を移し、ダンサーとして活動する傍ら、講師、振付アシスタントとしても活躍中。

加藤美羽: 幼少よりクラシックバレエを始め、金田和洋、こうの恭子に師事。18年よりラダンスコントラステに参加。19年よりCCJメンバー、Dance Marcheの活動にも参加。金田あゆ子、穴井豪、中原麻里、中村恩恵、柳本雅寛、池上直子などの作品に参加。舞台を中心にCM、MV、振付、アシスタントなど幅広く活躍している。

ケイティ・シェーマン: 米国出身、振付家。サンフランシスコ・バレエ、ABT等で学び、15 歳でヒューストンバレエII 入団。ベン・スティーブンソン、ジョージ・バランシンらの作品を踊る。ワシントンバレエスタジオカンパニーを経て、ラインズバレエ移籍。ダンスのBFA習得。オレゴン大学MFA習得、大学院教授。アメリカにて多数の作品を発表。

篠子琴里: 6歳より、クラシックバレエを始める。14年、東京都立総合芸術高等学校、舞台表現科、クラシックバレエ専攻に入学。17年、同校卒業と同時に、ドイツ・ミュンヘン・インターナショナル・バレエスクールに留学。18年から一年間、ドイツ・シアター・ハーゲンに所属し、イツィク・ガリリの作品など、様々の舞台に出演。

杉本真耶: 20年神戸女学院大学音楽学部舞踊専攻卒業。19年ダンスフォーラム台北「舞力」出演。19年カザフスタン「第3回ユーラシアンダンスフェスティバル」出演。

鈴木夢生: 千葉県出身。06年より、クラシックバレエを谷みきこに師事。14年カナダのアーツアンブレラに留学、コンテンポラリーダンスを学ぶ。翌年、カナダのコスタルシティバレエ団に入団。在団中ジゼル全幕にて主役をつとめる。17年から19年まで、Noism2所属。現在、講師として大人から子供までの指導をつとめている。

駿川知世: 兵庫県出身。江川バレエスクール所属。幼少期より、モダン、ジャズダンス等、舞踊を学ぶ。神戸女学院大学音楽学部音楽学科舞踊専攻にて島崎徹氏に師事する。同大学を卒業後、1年間の研究生課程修了。マーサ・グラハム「プリミティブミステリーズ」マリア役。米ファディ･ジェイ･コウリーダンスカンパニー日本公演プログラム参加。

高橋梨花子: 幼少期よりクラシックバレエを基礎としたモダンダンスを習う。全国中学校高等学校ダンスコンクールソロデュエットの部2位他、国内のコンクールにて多数入賞。神戸女学院大学でクラシックバレエ、グラハムテクニック、島崎徹によるコンテンポラリーダンスを4年間学ぶ。現在はフリーで活動中。

竹内春美: オーストラリア・ナショナルシアターバレエスクール卒。10年、文化庁新進芸術家海外研修制度により、ドイツ・トス・タンツカンパニーで、ダンサーとして研修。12年、レーゲンスブルク劇場ダンスカンパニー（芸術監督：森優貴）の立ち上げメンバーに。以後７年ソリストとして在籍。19年本帰国し、ダンサー・振付家として活動開始。

田中朝子: 6歳より、すゞきさよこモダンバレエ教室にてモダンダンスを始める。お茶の水女子大学舞踊教育学コース卒業。17年、全国選抜新人舞踊公演新人賞受賞。瀬山亜津咲、ファビアン・プリオヴィル作品「VENUS」出演。19年よりCo.山田うんに参加。新作「プレリュード」にてダンサーを勤める。

内藤治水: お茶の水女子大学舞踊教育学コース卒業。15年より二瓶野枝主宰Dance Company Nectのダンサーとして8作品以上に出演。16年よりパフォーマンスグループFleurのメンバーとして3回の自主公演を打つ。他、長谷川まいこ・坂田守、キム・ナムジン、ピチェ・クランチェンなど国内外の振付家の作品に出演。

新名かれん: 幼少期からクラシックバレエを始め、18年神戸女学院大学音楽学部音楽学科舞踊専攻を卒業後、国外コンクールで上位入賞。島崎徹、オーウェン・モンタギュー、マーサ・グラハム、鞍掛綾子、平山素子などの作品に出演。昨年池上直子主催Dance Marchéダンサー育成プロジェクトに参加。現在フリーで活動中。

樋浦瞳: 新潟県出身。五十嵐瑠美子・五十嵐生野にモダンバレエを師事。筑波大学にて平山素子、天使館にて笠井叡に師事。これまでに黒田育世、山田うん、池田扶美代、梅田宏明、島地保武、柿崎麻莉子らの振付作品や、演劇やメディアアート作品に出演。

藤村港平: これまでに森山開次や平山素子、梅田宏明、二見一幸、ジュリー・アン・スタンザック(ヴッパタール舞踊団 )、等国内外問わず多くの振付家や演出家の作品に出演。18年には、貝ヶ石奈美らとともにコンテンポラリーダンスプロジェクト「Noroc」を発足。国内外のコンペティションにて受賞歴多数。

堀川千夏: 北海道札幌市出身。5歳よりクラシックバレエを上原由美子に師事。13歳でコンテンポラリーダンスを始める。上京後は平原慎太郎、二見一幸、青木尚哉、カルメン・ワーナー等の作品に出演。また、15年より札幌のチャリティバレエ公演にて自作品の発表もしている。

南帆乃佳: 筑波大学卒業。幼少よりモダンバレエを平多利江に師事。全国舞踊コンクール第1位。他多数受賞。13年アムステルダム芸術大学へ1年間留学。これまでに片岡康子、平山素子、森山開次、小尻健太、アレッシオ・シルヴェストリン等の作品に出演。フリーのダンサーとして活動中。東京都立総合芸術高校舞台表現科特別非常勤講師。

山下菜奈: 神戸女学院大学音楽学部音楽学科舞踊専攻にて、島崎徹、ヤン・ヌイッツ等に師事。卒業後、Noism2に入団。退団後、コンテンポラリーダンスカンパニー東京舞座に所属し、ダンサーを務める。また、振付家、ダンス講師としても活動し、現在、熊川哲也プロデュースのTEDDY’S BALANCEにてピラティス講師も務めている。

山本麻未: 4歳からバトントワリングを学び「全国大会ジュニア団体の部」にて3年度優勝。14歳からクラシックバレエ、ジャズダンスを学び、尚すみれ、瀬戸崎りつ子、新阜直に師事。15年に神戸女学院大学音楽学部音楽学科舞踊専攻にて、コンテンポラリーダンス、マーサグラハムテクニック、GAGAなど舞踊全般を学び、19年に卒業。

湯淺愛美: 幼少期からクラシックバレエを始め、17年神戸女学院大学音楽学部音楽学科舞踊専攻卒業。島崎徹、ヤン・ヌイッツ、オーウェン・モンタギューなどに師事。ダンサーとして、島崎徹、オーウェン・モンタギュー、平山素子、池上直子、竹内春美などの作品に出演。振付などの活動もしている。池上直子主催Dance Marché所属。

吉崎裕哉: 19歳より金田誠一郎の元で踊り始める。12年から6年間、金森穣率いるNoism1に所属し、国内外30都市以上の公演に主要キャストとして参加。退団後はCo.山田うんに所属しながら舞踊・演劇・オペラ等ジャンルを問わず加賀谷香、白井晃、キミホ・ハルバート、田尾下哲、遠藤康行等の作品に出演。

振付Choreography

出演者 / Dancer

振付
Choreography