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ARCHITANTZ 20th Anniversary Performance

貝ヶ石奈美さん
2020.02.28

ご出演の皆様をご紹介するシリーズ。
本日は、ボレロにご出演の貝ヶ石奈美さんです。

©︎Kiyoshi Takagi
貝ヶ石奈美
2009年ルードラベジャール卒業後、ベジャールバレエ団にて研修。
その後イタリアでソリストとして踊る。2013年渡米、
ニューヨークを拠点に様々なアーティストとのクリエーションに参
加、共演する傍、自らの作品を創作し発表する。2017年帰国。
遠藤康行、ジュリー・アン・スタンザックなどの作品に出演。
2018年6人のダンサーとともにコンテンポラリーダンスプロジ
ェクトNorocを結成し、東京を拠点に活動する。
横浜ダンスコレクション2019コンペティション1ファイナル、
吉祥寺シアター企画ダンスリライトvol.
1などで作品を発表する。


貝ヶ石さんに聞いてみました。
−この度ボレロにご出演ですが、ご出演への思い、Architanz公演への思いなどございますか。

ヨーロッパ在住時から森優貴さんのご活躍は良く知っていて、いつか一緒に仕事ができるといいなと思っていました。今回実現し、気合を入れて頑張らなければと自分を奮起させているところです。
アーキタンツ主催公演には、遠藤康行作品『狂』より『DOJOJI+』とジュリー・アン・スタンザック作品『月の銀を噛み、太陽を口に』に出演させていただいています。

ジュリー・アン・スタンザック作品
『月の銀を噛み、太陽を口に』
©︎瀬戸秀美

過去どちらの回も素晴らしい振付家、ダンサー、スタッフのチームで密度の濃い時間を過ごしました。当時のご縁はずっと繋がっていて、今主宰しているプロジェクトのNorocのメンバーもアーキタンツ公演での出会いです。*
また新しいダンサーたちと密度の濃い時間が過ごせると思うと、これから始まるクリエーションが本当に楽しみです。
今回、20周年という大きな節目の年にまた一出演者として関わらせていただけてとても嬉しいです。

*アーキタンツが行っていたARアーティスト・サポート・プログラムの支援を受けクリエイションを行う。 スタジオで行ったショーイングの映像により、横浜ダンスコレクション コンペティションⅠのファイナリストに選出される。

©︎大洞博靖

−アーキタンツと度々関わりながらご活躍されていますが、近況は?

現在は主に、主宰のNorocの活動に力を入れています。
誰かと何か一つのものを作り上げるというプロセスが大好きで、それを一緒にできるNorocの仲間がいることは本当に幸せなことだと思っています。
メンバー全員がソロとして活躍できる個性の持ち主で、バラバラなんだけどもグループとして何か芯となる哲学が通じていて繋がっているという奇跡みたいなグループです。

©︎金子愛帆

今はNorocの初自主公演を実現するべく頑張っています。このアーキタンツ公演後の8月下旬を予定しておりますので、facebookページやインスタグラムで随時情報をチェックしていただけると幸いです。
https://www.facebook.com/norocdance/

©︎金子愛帆

 また、バレリーナの卵たちへのコンテンポラリーダンスの指導及び振付も楽しんでやっている仕事の一つです。
自分もバレエから入ったダンサーなので共有できることも沢山あります。
私は特定のスタイルのコンテンポラリーダンスを学んだわけではなく、本当に色々なスタイルのアーティストと関わって今の私になっているので、経験のすべてを共有したいという思いを持って指導しています。
私と関わることで、彼らのキャリアに少しでもいい影響が与えられたらいいなと思っています。

 今年の夏は、アーキタンツ2020でダンサー貝ヶ石奈美として踊り切りたいと思います!

OrganWorks振付家養成講座



貝ヶ石さん、ありがとうございました!
節目の公演Architanz2020にまた、過去のArchitanz公演に関わってきてくださったダンサーが出演くださることは大きな財産の一つです。

Architanz2020、チケットのご予約・公演情報はこちらから。